アラサーの女子のシンゴジラ感想
シンゴジラ観てきました!
私は庵野秀明より奥様の安野モヨコのほうに馴染みのあるアラサー女です。
エヴァンゲリオンは割とアニメシリーズのみ10年前くらいにDVDで観ていて、ゴジラはまったく初心者。
物心ついた頃には「ゴジラ=松井秀喜」だった初代ポケモン世代です。
ゴジラ公開は知っていたものの正直そんなに注目はしていなかったけど、
はてなやTwitterで流れてきたゴジラの好評さが気になって、このままうっかりネタバレを読んでしまう前に観に行きたい!!!
と土曜の昼に思い立って旦那を誘いその日の夜に観てきました。ミーハーです。
客層は、一人で来ているゴジラ好きそうなおじさま達、エヴァファンっぽいお兄さま集団。夫婦、カップルも多かったです。
夜だったので15歳以下っぽい人は一人も見かけず。
さてさて肝心の感想ですが、とにかく面白かった!!!
今までゴジラをまともに見たことがなくって。
少年でもないし世代も違うし
いい大人が、CG技術に慣れた今みたところで面白いのか…?
なんて思ってたけど、ビルを破壊するゴジラ目線で遠い存在だったものが、
現代の日本に本当に襲ってきたものとして観れました。
ゴジラ以外は何もかもリアルだった…
パニック系の映画を、初めて身近に(被害者側として)感じられたかもしれません。
そして若手からベテラン俳優まで、いろんな方が出てくる出てくる。
みんな特別出演?よっぽどゴジラが愛されてるのかしら。
有識者会議とか政界のあれやこれやも裏側除いてるみたいで面白かった。
(後半は日本万歳感が強くて若干引いてしまったけど…)
でも長谷川博己がーとか竹野内豊がーとかは不思議と出てこなくて、
やっぱり印象に残るのはゴジラです。
ゴジラ自体は、第一形態と言われる四足歩行…怖すぎる。
子供だったらトラウマ間違いなし。よく知らなかったので「私の思ってるゴジラと違う…キモチワル…」とずっと観ていられるか不安に。。
(途中で思ってたゴジラになって良かった)
それから身近な町が壊れていくのはやっぱり衝撃的です。
ハリウッド映画でNYとかSFなんかが破壊されてくの観てもあんまり現実感ないけど、
現地の人にとっては衝撃なのだろうかと。
東京が破壊される映像観るのは初めてじゃないはずなのに、リアルに感じられたのは人生初かもしれない。
本当にニュースを見ているようで、映画館でポップコーン持った手がとまって口開けたまま唖然としちゃいました。
庵野さん…
「風立ちぬ」、ドラマ「アオイホノオ」とか漫画の「監督不行届」を観て、
庵野秀明いいなーウルトラマンとかゴジラとか特撮が本当に好きなんだなー
可愛いな-オタク気質な旦那さんもいいなー!
なんて謎目線で思ってたので、
映画が絶賛されてて監督くんがどんな反応してるのか気になっちゃいます。
とにかく
ゴジラ見たことなかったけど、「エヴァンゲリオン」「巨神兵東京に現わる」
の実写拡大版って感じでテンションあがりました。
あとジブリ映画にも通じるものがあったかな。
惜しかった点は、これ内向き過ぎて日本人以外も面白いと思うのかな?という疑問。
あとはアメリカ人勢の英語が不自然にスローだったり石原さとみの英語が気になって…
(これについては菊地凛子とか二階堂ふみの方が英語が自然だけど、だったら石原さとみのほうが華も人気もあって良いしなぁーとか気になって考えちゃいました。)
とにかく迫力もあるし、俳優も沢山みれて満足だし、日本の事や核兵器のことも考えさせられて素晴らしい映画でした。